2021年6月7日

台湾にワクチン提供で相思相愛の関係に…その裏にはドラゴンスレイヤー・アベの姿が??

6月4日、日本から台湾にアストラゼネカ製のコロナ・ワクチン120万回分が届きました。

以前から仲のいい両国でしたが、今回の件でさらに仲良くなれました。

台湾のSNSも感謝の声一色に染まり、日本も呼応するように「3.11の地震の際の感謝を忘れていない、日台友好!!」とプラスのスパイラルで友好が深まっています。

最初上手くいっていたから遅れてパンデミックしてしまった台湾

台湾といえば、中国の武漢で確認された新型コロナ感染症にいち早く警鐘を鳴らし、迅速に専門家で構成する特別委員会が防疫対策を出して、その対策を政府や疾病管制署(CDC)が確実に実行した、世界でもっともコロナ対策の上手くいった国だったはずです。

しかし今年5月に感染が一気に拡大。

初動に成功してしまったので国民は普通に生活していたため、いざ防衛網をコロナウイルスがくぐり抜けてきてしまうと脆かったようです。

結果的に最初感染拡大に苦しんだアメリカがワクチン開発を成功させて経済回復に進むあたり、第二次世界大戦で開幕の真珠湾攻撃に成功したことで戦争のやめどきを見失ってしまった昔の日本と重なりますよね。

大きな成功は次の失敗の原因になることもあるようです。

中国がワクチン外交で台湾に圧力

今回、台湾が日本からのワクチン提供に喜ぶ影には、中国が裏で台湾にワクチンを渡さないように圧力を掛けていたことが大きかったようです。

もともとどこの国よりも早く新型コロナの危険性に気付き他の国にも警戒するように警鐘を鳴らしていた台湾ですが、そのコロナ対策の実績の共有のためにWHO(世界保健機関)への加入を目指していました。

正式には国と認められていない台湾が、国が加盟するWHOに加盟してしまったら、国際社会が『台湾は国だ』と認めてしまったカタチになります。

なので経済的に中国とズブズブなアフリカ勢に、中国製ワクチンの提供を餌にして、台湾のWHO加盟を反対させ、ワクチンの供給路を塞ぎました。

こうやって、台湾がワクチンを手に入れたければ中国に頭を下げて中国製ワクチンを仕入れるしかない状況にしたわけです。

日本にしては珍しい、挑発的な対中外交

このような状況下で、日本は台湾にワクチンを送ったわけです。

しかも日付は6月4日。

1989年に中国で民主化を求める大学生たちに中国共産党が戦車を差し向けて死傷したと世界的にバッシングされた天安門事件と同じ日付です。

これには中国もメンツを潰されたと激怒。

「日本はワクチンを政治利用するべきでないッ!!」

とコメントします。さすが中国です!

これは安倍前総理と二階幹事長の闘い?

このワクチン提供に台湾の蔡英文総統も感謝の動画をアップロード。

関係者に向けて感謝の言葉を述べています。

この関係者の中にどうやらどうやら安倍前首相が含まれていたようです。

しかしメンツを潰された中国には、自民党最大勢力のボス、二階幹事長がついています。

果たしてドラゴンスレイヤー(『龍を打ち倒す』つまり対中強硬派)路線をとったアベは、パンダハガー(『パンダに抱きつく』つまり媚中派)・ニカイに打ち勝つことができるのでしょうか?

今後の自民党は『安倍-二階』軸でみていくと面白そうです。

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