2021年7月23日

韓国が難癖つけてきてる徴用工問題って何?

先日、東京五輪に合わせた来日を取りやめた韓国の文在寅大統領。

理由は、日韓首脳会談の成果が見込めないから。

最近冷え込んでいる日韓関係の溝は、ますます深くなりそうです。

実は今回の来日について、韓国側は条件を出してきたといいます。

文在寅「来日した際に開く首脳会談で、何か韓国にとって業績になりそうな成果が挙がるようなら、来日してあげてもいいよ?」

当然のことながら、日本はこの要求をスルーしました。

日本と韓国の間には現在さまざまな外交課題が山積しています。

日本と韓国の竹島を巡る領土の問題や、朝日新聞がついたウソ記事に尾ひれはひれついてまるで事実であるかのように語られるようになった『慰安婦問題』

そしてことあるごとに過去を蒸し返して謝罪と賠償金を求める韓国に、2015年安倍政権が歴史問題を『完全かつ最終的に解決』するとして多額のお金を支払った『日韓合意』( ^ω^)・・・

…のあとから韓国最高裁の判決で決まった、戦時中に日本に韓国人は強制労働させられたから謝罪と賠償金をよこせという『徴用工問題』

その他日本から韓国向け輸出のなかで核兵器に転用できそうな技術を韓国が北朝鮮にお漏らししたので日本が韓国に対しての優遇処置を取りやめた『ホワイト国外し』など色々です。

現在韓国は国際法を守らない国として、中国以外の国からそっぽを向かれて困っている状況です。

今回はそんな中から意外と皆、内容までは知らない『徴用工問題』について解説します。

そもそも徴用工って何?

『徴用』とは、「国家の緊急事態時などに、国家が国民を強制的に動員し、一定の職業に就業させること」です。

『工』は、字の通り工場などで働く人のことを指します。

つまり『徴用工』は、戦時下に国から無理やり強制されて、工場で働かされた人という意味です。

その中でも日韓問題における徴用工とは「第二次世界大戦中の1944年9月~1945年にかけて、日本国内で足りなかった労働力を国民徴用令によって強制的に動員された人たち」のことを指します。

なぜ1944年9月~1945年とピンポイントに指定するのかというと、1944年の8月までは、強制はしていなかったからです。

よくネトウヨの人たちが、

「徴用工なんて言うけど、給料高いから朝鮮人たちが勝手に就職してきてただけで、強制労働させたわけではないッ!!」

って言うのは、この1944年8月までの話です。

1944年9月からは日本人や朝鮮人関係なく『徴用』されました。

一旦は『完全かつ最終的に解決』していた徴用工問題

日本の敗戦後、徴用工に対しての賠償について話し合われた結果、1965年に日韓基本条約と日韓請求権協定が結ばれました。

このとき日本は韓国に合計8億ドルの巨額の支援金を払い、それから長いこと『完全かつ最終的に解決』としていたわけです。

このときに韓国政府に賠償金は渡しているわけですから、徴用工だった人たちは韓国政府に訴訟を起こすのがスジです。

韓国政府も当時はその認識でいたのですが、日本から得た支援金を徴用工や慰安婦たちにはほとんど渡さずに経済成長にあてていました。

当時の韓国の国家予算は3.5億ドルですから、国家予算3倍のボーナスステージで頑張った韓国は『漢江の奇跡』と呼ばれる経済成長を果たしました。

2000年頃からときどき韓国国内で徴用工問題が蒸し返されそうになったこともありましが、そのときにも当時の韓国大統領は「すべては解決済み」だと発表していました。

この時点では韓国政府も納得済みだったわけです。

蒸し返された『徴用工問題』

事態が変わったのは2012年に韓国の最高裁判所で出た判決からです。

国家間での請求権はなくなったけど、個人の請求権はまだあるよね

ということにしてしまったのです。

そして2018年10月にそれをもとにおこした訴訟で、韓国人の元徴用工4人が新日鉄住金に対し1人約1000万円の賠償金を求める判決をされました。

日本政府は賠償金を払ったにもかかわらず

韓国政府は「国としては受け取ったけど、個人間のことはしらねーよ

としたのです。

韓国の態度が変わった背景

この韓国の急な態度の変化には、ひとつのスキャンダルが関わってきます。

実はこの徴用工賠償を巡る裁判に当時の朴槿恵大統領が介入していたことが、韓国メディアによってすっぱ抜かれたのです。

朴槿恵前大統領は「大恥をかかないようにせよ

と自分の秘書官に命令して、最高裁に対して日本企業から賠償金を支払わせる判決を下さないように圧力を掛けたのです。

日本からしたら朴槿恵さんの介入は真っ当なんですが、韓国人視点で見たら別の見方ができます。

韓国は日本以上に格差が激しい社会。

一流大学に入れなければ、チキン屋を開くか野垂れ死にするしかない社会(産業構造的に人口に対して就職口が少ない)です。

そんな中でエリートの朴槿恵さんが、下の階層で苦しんでいる元徴用工を切り捨てて、『金持ち日本』を優遇する不正な圧力(韓国も一応は三権分立している)を掛けたのです。

このニュースは、

日本に与して金持ちになった親日派と

いつだって虐げられる一般国民

という構図で韓国の国民から見られたわけです。

不況も何もかもエリート=親日派が悪いッ!!

俺たちはいつだって搾取されてるんだッ!!

というわけです。

私たちがなんでも侍ジャパンとか、黒船とか、明治維新を絡めた見方で物事見るように、韓国人にとって日本に支配された時代の構図は大変受け入れやすいみたいなのです。

日本を忖度する支配階級と、強制労働させられた上に賠償金すらもらえない元徴用工…

それは韓国人みんな、感情的に日本を憎みますよね。日本からしたら言いがかりなんですけどね。

最後に

韓国は永遠の被害者としてこれからも何かにつけて日本に謝罪と賠償を要求してきます。

日韓関係の真の改善を考えるならば、韓国の突き付けてくる無理な要求を呑むことなく、同じステージでヘイトしあうでもなく、今回の菅政権のように華麗にスルーしていきましょう。

また、国としての問題を在留韓国人への差別に回すような振る舞いは、国家間での賠償金と個人間の賠償金を分けた韓国政府と同じ考え方です。

韓国人に対する差別や自分の気に食わない有名人にする在日認定は、憎悪の連鎖をあおるだけなのでやめましょう。

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