2021年8月14日

日本初の女性首相になれる?自民党総裁選に出馬する高市早苗議員はどんな人?

秋に開かれる衆議院の解散総選挙に向けて、自民党内で「支持率が低迷する菅首相では、選挙に勝てないのではないか?」との声が高まり、衆院選総選挙を乗り切るための新しい総裁を選ぶことになりそうです。

総裁選は衆院選より前の9月半ばに行われそうな予定で、もうすでに何人もの候補者が名乗りを上げています。

その中でも注目したいのが元総務大臣の高市早苗議員。

続く衆議院総選挙で自民党が勝利を収めれば自民党総裁が日本国首相になるわけですから、日本初の女性首相誕生も見えてきます。

それではこの高市早苗議員がどんな人なのかみていきましょう。

高市早苗議員の経歴

高市早苗議員は1961年生まれの現在60歳。

神戸大学の経営学科を卒業したあと松下政経塾に入塾します。

この松下政経塾というのはパナソニックの創業者の松下幸之助が創建した政治や経済などの様々なことを学べる私塾で、同じ政治家になろうという人が集まるので、政治に関する情報や人脈が手に入ります。

高市議員は、この松下政経塾で3年間学んだのちにアメリカに渡り、当時フェミニズム(女性の権利)などを主張していた急進左派のパトリシア・シュローダーの下で勉強します。

そして日本に戻ってきて1992年、参院選に無所属で出馬するも落選。

しかし翌年の衆院選で無事当選します。

このときにリベラルズという政策集団に加盟し、自民党の河野洋平(河野太郎ワクチン担当相の父)を支持します。

その流れで1996年に自民党に加盟しました。

しかし2003年に衆院選にまさかの落選。

いったん政治家でなくなりますが、諦めずに挑戦した2005年に衆議院に当選し国政に復帰しました。

この翌年に第一次安倍内閣で閣僚入りを果たしました。

これは結構なスピード出世と言えます。

同年、閣僚として唯一、靖国神社を参拝しました。

これまでアメリカの急進左派の先生に師事→左寄りの河野洋平議員を支持して政策集団『リベラルズ』に所属と左寄りの経歴でしたが、ここで方向転換。

以降は伝統的な価値観を重んじる保守派的な政治家といういう見られ方になっていきます。

そして2014年から2017年までの3年間、安倍内閣の下で総務大臣を務め、歴代最長の在任期間記録も得ました。

このあと一旦間隔を置いて2019年から2020年の間もまた総務大臣を務めました。

高市早苗議員の実績

まず外国資本から土地を守るための土地規制法案の整備に尽力しました。

よくニュース等で「中国人が北海道の安い土地や日本の水源を爆買いしている!他の国もやっているみたいに外国人が土地を買うことに対して法的に規制しないと日本を乗っ取られる!!」とやっていますが、そういうことに対処するための法案整備です。

あとはNHK受信料の抜本的な改革に通信事業を管轄する総務省として着手しました。残念ながら途中で菅政権に移行して総務大臣ではなくなってしまったので、完了する事はできなかったそうです。

それから児童ポルノや有害図書などへの規制を強化することを政府に提言しました。

子供の性被害やどぎついホラー映画について懸念する人にとっては嬉しい動き、アニメ好きやホラー映画好きにとっては規制は反対でしょうね。

あとは家庭内暴力やストーカー被害者の住所が加害者に知られないように本人確認を徹底するよう通知したり、在外日本人の保護を可能とする自衛隊法改正案を国会に提出したりしています。

高市早苗議員の問題発言

高市議員は総務大臣のときにワイドショーなどで問題発言があるとして一斉に叩かれたことがあります。

高市議員はテレビ放送に対して

「政治的公平性が保たれていないので放送法違反になるものが多い」

「違反を行っていると認められた局には指導を入れ、それで改善しないものには電波停止も命じる可能性がある」

と発言したのです。

これに対してマスコミは

「国権介入は言論統制だ、報道の自由を守れ!!」

と一斉に叩きました。

マスコミが偏向報道をしていると考えている人は高市議員を応援、マスコミは中立公平な報道をしていると信じる人はマスコミを応援するといいと思います。

またこのようなマスコミとの確執から、高市議員の総裁選出馬についてマスコミが好意的に報じないという見方もできます。

高市議員の政策・主張

経済政策については

インフレ率2%になるまでは財政均衡目標を一時凍結して財政出動を行っていくとしています。

つまり、国の赤字が増えてもいいから経済を回してまずは景気を良くしていこうよということです。

エネルギー政策については原発再稼働に反対、代替案については確認できませんでした。

女系天皇についても反対。これは女性の権利がどうこうという話ではなく、昔からそうやってきたそれ自体に価値があるので、やり方を変えたら天皇の権威が落ちるという考え方のようです。

この考え方は保守的ですね。

憲法については改正に賛成。自主憲法を新しくつくるという道もあるという主張です。軍靴の足音が聴こえますね。

最後に

自民党内では保守派とされる高市議員。

総務大臣も経験しているし実績は十分と言えます。

日本初の女性首相を目指してぜひ総裁選頑張って欲しいですね。

ただ総裁選に出馬するには20人の推薦者が必要です。

無派閥の高市議員には明確な仲間がいません。

果たして推薦人を集められるのか?

高市議員の挑戦に注目していきましょう!!

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