2021年8月27日

秋に向けて跳梁跋扈!SGI(衆議院)総選挙で政治家先生たち大忙し!!

6月末に衆議院の丸山穂高議員が国会議員のボーナス明細を明らかにして話題になったことを皆さん覚えておいででしょうか?

公表したボーナスの3分の2は医療機関に寄付し、残りは抽選でみんなに配ったのだそうです。

政界の『お金配りおじさん』ですね。

貰った人は正直に羨ましいです。おめでとうございます。

現在の国会議員の給与は年間三千万円ほど。

世間では「高過ぎるのではないか?」との声も多いようですが、あまり報酬を低く設定すると政治家がお金で転び易くなってしまいます。

個人的には、企業や他国のマネートラップに引っ掛かって誘導されて国益を損ねるよりは、多少高めの年収を受け取って貰った方が、賄賂に対する耐性ができて良いのではないかと考えます。

それはそれとして世間一般の基準では高給取りな国会議員たち。国会議員は仕事中寝ててもボーナスが貰える世にも稀な職業です。

しかしそんな彼らにも、いやでも働かないといけない時期がやってきました。

そう、選挙の季節です。

苦渋の決断をした玉木代表、影響力を発揮する共産党

『猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ』

昭和の大物政治家・大野伴睦

政治家は普段みんなから「先生、先生」とヨイショしてもらってますが、選挙に落ちたらただの無職の人です。

どんな理想を掲げていても、どんな立派な信念があろうとも、どれだけ実力があろうとも、国民に支持してもらって選挙に勝って、政治家で居続けなければなりません。

国民はその気になったら選挙を通じて彼らをクビにできる権利を持っています。

政治家は偉そうに見えますが、実はすごく不安定な契約社員みたいな存在なのです。

なので来季も契約更新してボーナス300万円もらう生活を続けるためにも、選挙前だけは国民に対して『(都合の)いいこと』を囁くようになります。

またこの時期というのは、他の考え方をしている人を選挙協力をエサにして自分の仲間にするチャンスでもあります。

最近で言えば、国民民主党の玉木雄一郎代表の例があります。

玉木代表は先月29日の記者会見で「一般的にコミュニズム(共産主義)は全体主義だ」と語って、日本共産党を批判しました。

このことについて日本共産党の志位委員長は「全体主義とは無縁だ」と反論し発言の撤回を求めるとして揉めることになりました。

今秋の衆院選に向けて共産党は自民党に対抗するために「野党連合政権」の樹立を求めてきたのですが、実は玉木代表は、かねてから「日米同盟を基軸とせずに日本の安心・安全を保つすべが見当たらない」とし、日米安保に懐疑的な共産党と連立することはできないと考えていたのです。

共産党が入る政権には入らない

と突っぱねてきていました。

そういう信念からかずっと発言の撤回を拒否していた玉木代表ですが、共産党が国民民主の現職が立候補予定の衆議院茨城5区に対抗候補を2人立てて対決姿勢をみせる(決して報復処置で立てたわけではないよ!)や否や発言を撤回し

日本共産党と全体主義を同一視したことは改めたい…

と釈明することにしたのです。

釈明したのは8月17日、野党4党の党首主催の集会でのことです。

最大野党の立憲民主党の関係者によると、仲直りのために玉木代表の席を、わざと共産党の志位委員長の近くにセッティングしていたのだそうです。

このとき立憲の枝野代表が、玉木さんに肘タッチして仲直りを促したといいます。そして玉木代表は志位さんに誤りを認めて謝ったわけです。か

こうして国民民主党は選挙に勝つためにも、不本意なんでしょうが、野党大連合に組み込まれることになりました。

自民党では『菅おろし』が本格化

一方、日本の政権を握る自民党では、菅総理を総裁の座から下ろす動きが本格化してきています。

最近の内閣支持率の低迷をうけて、衆議院総選挙の前に総裁選を行って、国政選挙を戦える自民党の『新しい顔』を探しているわけです。

ただ最大派閥の二階派は、ボスの二階幹事長が菅義偉推しを表明しているので動かず、二番目に大きい細田派(安部前総理)も追認している状況なので、組織だってはいないのですが、ちらほら有力な候補者が総裁選出馬表明をしています。

現在出馬表明をしているのは

・前回の総裁選にもでた岸田氏

・2番目に大きな派閥の細田派から打って出た下村博文さん

・サイバー関係に詳しい高市早苗元総務大臣

の3名。

総裁選に立候補するには党内の推薦人20名を確保する必要があります。

党内で応援してくれる仲間を20人くらい作れないようなら、実際に総裁になっても誰もいうこと聞いてくれませんからね。

前回も総裁選に出た岸田氏は当然として、下村さんも推薦人20名の確保はできたのだそうです。

残る高市さんについては不明。安倍政権下での総務大臣として実績を残している彼女ですが、安倍総理から実務能力を買われて抜擢された経緯から、党内にどれだけのお友達がいるのかは未知数なのです。推薦人20名の確保がうまくいくのかはまだ分かりません。

高市さんについての注目のポイントは、マスコミの報道の仕方です。

総務大臣と言えば通信行政を管轄する役職。高市さんは総務大臣のときにテレビ局が持っている既得権益の解体をしようと、電波法の改正を頑張っていました。このことからも分かるように、マスコミにとってはあまり歓迎できる人物ではありません。

かりに衆院選に先駆けて自民党総裁選が行われるとしたら、高市さんについてマスコミがどう報道するかが楽しみですね!

その他、石破茂さんは今回不出馬の意向、総裁選の日程については9月14日までには分かりそうです。

細田派と二階派の2大派閥は菅推しなんですが、これからも総理の座を目指して出馬表明があるかもしれません。

東京都知事・小池百合子は国政に参戦するのか?

総裁選でイメージ一新を図る自民党。

立憲、共産、国民、社民(議員は福島瑞穂さん1人だけ)の大連合で対抗を図る野党連合。

独自路線を行く提言型野党の日本維新の会と、ついに党首・山本太郎師が出馬してくるれいわ新選組。

名前を変えすぎて現在なんていう名前かよくわかんないN国。

群雄割拠の衆院選ですが、忘れてならないキーパーソンがまだ1人います。

そう、小池百合子東京都知事です。

衆議院の任期は10月末まで。

国政に進出するならそろそろ動きがあってもいいはずです。

菅総理の支持率の低迷の原因の一つとして東京五輪の開催強行があると思うのですが、皆さんご存知の通り、IOCと契約を交わしているのは東京都です。

しかし全くと言っていいほど小池都知事に責任追及は行われていません。

ちょうどよく新型コロナに罹り、入院からの復活劇で逆に都議選で都民ファーストの会に勢いを与えた圧倒的政治的手腕。

結局、豊洲の市場の移転もできず大きな実績が見えないにもかかわらず、『なんかやった感』は半端ないポピュリズムの申し子は一体どう動くのでしょうか。

元内閣官房参与で現ユーチューバーの高橋洋一氏は小池都知事について

国政進出するなら無所属で出馬

当選後しばらく時間をおいて自民党入党、二階派に所属するのでは?

という見方をしていました。

そう考えるなら、二階派が菅推しを決めているこの状況では出馬してこないのでしょうか?

しかし野心家の彼女のこと、何かしらの動きはしても良さそうなものです。

果たして政局の秋に『小池旋風』は吹くのでしょうか?

これからも日本の政治からは目が離せそうにありません!!

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