民主主義ってなに?
先生
民主主義の国は国民みんなが主権者ですから、国民は国のことを決めるときに政府に意見することができるんですよ。
じゃあわたしは民主主義の日本に住んでいるから、法律を決めるときにはどっちがいいかはっぴょうしていいの?
うーちゃん
先生
発表してもいいんですけど、みんながバラバラに自分の意見を言っていったら何も決められないですよね。
だから私たちの国はまず自分たちの住んでいる地域から国会議員を選挙で選んで、選ばれた国会議員が国会で話し合っていろんなことを多数決で決める仕組みになっています。
…ふーん?
うーちゃん
先生
民主主義は主権者の私たちが間違えると“衆愚政治”といって、選挙に勝つためだったり人気者になるために出来もしないことを言う政治家についていってしまってあとあと大変なことになってしまうこともあるので、みんながちゃんとした民主主義を行うためにも、政治についてきちんと勉強していきましょうね。
…はい
うーちゃん
先生
『民主主義』でみんなで話し合うからといって必ずいい結果につながるわけではありません。
独裁者が全部決める独裁制の方が、みんなで話し合わなくていいぶん速く物事を進めてうまくいくこともあります。
先生が思う民主主義のいちばんいいところは、みんなが決定に参加できるので、失敗したときに自分たちの失敗だと納得しやすいところです。